たとえればそれは終わらない歌
たとえればそれは始まらない夢
いつまでも手に余る沈まない錘
置いていっても後から付いてくる
あのときの虹は鳥たちと一緒に消えちゃった
そのときわたしは全然何も…
ずっとずっと歩いてもどこにも辿り着かない
ほんとはきっと最初から…
数えればそれはもう長い長い間
言われればとっくに日は暮れていて
いつまでも目を合わさないわけは
放っておいても後から付いてくる
あのときの虹はほとんど真っ白に色褪せちゃった
そのときわたしは全然何も…
ずっとずっと歩いてもどこにも辿り着かない
ほんとはきっと最初から…
あのときの虹はゆっくりと遠くへしまわれちゃった
そのときわたしは…
ずっとずっとあるって思った手の中には
もっとずっと小さな光しかなかったのに
ずっとずっと歩いてもどこにも辿り着かない
ほんとはきっと最初から…