からっぽの海には昔
たくさんの生き物がいました
歌 涙 昨日 明日
真っ暗な海でみんなは昔
お天道様に恋焦がれていました
ゆっくりと時間をかけ
たっぷりと波に揺られ
こっそり悪巧みしつつ
のんびりとその日を待っていました
でも別れは突然
海に悪気はないのだけれど
眩しい光を知ることはなく
そう、別れは突然
海に悪気はないのだけれど
縮こまった海はただ
みんなの帰りを待っています
好き 嫌い 生きる 死ぬ
誰もいない海はしかし
全てはここで始まると知っています
ゆっくりと時間をかけ
たっぷりと波を揺らし
こっそり思いを馳せつつ
のんびりとその日を待っています
さぁ、もう一度出会えるまで
海に悪気はないのだから
眩しい光へ送り出すよ
そう、いつかもう一度ここに集え
海に悪気はないのだから